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モンゴルでは母乳育児が減少、母乳育児への協力を呼びかけ


2017-08-04 12:43:11
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 毎年8月1~7日、世界170カ国で「母乳育児週間」取り組みがスタートした。今年モンゴルではこの週間を「共に母乳育児をサポートせよ」というスローガンの下で保健省と国家社会保健センター、ウランバートル市保健局、国連ユニセフの協力で取り組みを実施している。
 ここ数年、モンゴルでは母乳育児が減少しつつあるのが現状である。2010年に赤ちゃんの66%が生後から6か月までに母乳のみで育児されていたが、2013年度の統計では50%に達せず、児童の病気が増えている。これには多くの原因がある。例えば、家庭と職場における授乳中の女性に対する理解と協力がなく、母乳を代行する粉ミルクの違法輸入、人々の誤解を招く広告の増加、専門機関からの情報不足のほか、貧困率の高い上、
所得がないため、女性が出産してから間もなくで仕事に復帰するなどが原因として挙げられる。
 取り組みでは、母乳育児の大切さを伝える医者と専門家からのアドバイスは欠かせないと、各県区の医者や助産士、看護士にむけて遠隔教育と室内教育が実施されている。また、組織者らは、母乳育児の環境整備のため、政府と民間企業、公民、家族がともに努力し、将来の持続的発展を成し遂げる健やかな次世代のために今から投資するよう、呼びかけている。
 そこで、母乳育児の効果を児童だけではなく、国も得るために、政府、非政府機関、大学、研究機関、他のパートナー機関の協力が必要になっている。このために政治、金融、法律上で取り組むことができれば母子だけではなく社会全体でそのメリットをアクセスでき、さらに2030年までの各国の持続的発展目標達成に大きく寄与できると、専門家らが主張している。