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IVNMC、29学校に“陶芸教室”を寄贈、陶芸家金子さん、芸術大学で名誉教授に


2017-09-21 08:48:26
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その時、体験教室に参加した聾唖や視覚、身体に障碍をもつ子供たちの作品がズラリと展示されていたが、見る人みなが、「すばらしい色!」「目が見えなくて、どうしてこんなに繊細な作品がつくれるの?」など、子供たちの才能の豊かさに感嘆の声を上げていた。日本大使館の広報主任の山本圭吾さんは、「こうして身に着けた技術で、将来は“モンゴル陶芸”を生み出してもらいたい」と、子供たちにエールを送った。江口さんたちは、同校に粘土をはじめ、陶芸窯や電動ろくろ、機材、道具、備品などを寄付するほか、毎月1回、子供たちに陶芸を教えてくれる芸大卒のセラミック工芸家・ナランバータルさんの指導付という粋なプレゼントを披露した。一方、同日の午後には、金子晴彦さん一行らは国立芸術大学を訪れ、金子さんが学生たちに講演した。同氏は以前にも芸大で指導したことがあり、この日は、大きな陶板パネル“ハッピー・ブルー”を寄贈した。「これを焼き上げるために、2000枚以上も焼いては捨てて、苦労を重ねた」というだけあって、作品は同氏の工房がある沖縄の透明なプルーの海の色が、鮮やかに表現されている。同氏は来年も訪れ、講演が予定されている。こうした貢献により、芸術大学は金子さんに名誉教授の称号を授与した。