日・モの法的協力、新たな段階へ

社会
41@montsame.mn
2017-11-30 17:51:09
 23日、日本弁護士連合会とモンゴル法曹会、モンゴル弁護士協会の3者による友好協定締結の署名式がモンゴル法学研究所で行われた。
 協定には日弁連の小原正敏副会長と、モンゴル弁護士協会のK h .ジャルガルサイハン会長、モンゴル法曹会のG.バンズラグチ会長らが署名した。2006年のJICAの活動開始とともに交流が始まった両国の法分野において、今回改めて正式に友好協定を締結することで、協力関係のさらなる発展が期待される。兼ねてから両国の法分野の協力に携わる岡英男弁護士は、EPAの協定やモンゴル企業の日本への進出が進む今、両国の法的協力が特に必要になってきていると話す。これまでの両国の法分野における主な活動として、2013年からは毎年モンゴルの弁護士らが日本で研修を受けるプログラムが毎年実施されている。
 署名式の後はディスカッションが行われ、友好協定締結後の具体的な活動、主にモンゴル国内における諸問題の解決に向けた案を話し合った。主な話題は法的扶助と弁護士の立場的な自立で、日本の制度を例に挙げながら改善策を模索した。また、同日午後には日本・モンゴルセンターで日本への進出を希望する企業への相談会も行われた。