「ノーロール」プログラム、業界振興につながる

経済
著者 : T.Mandukhai 41@montsame.mn 2018-03-19 15:02:46
 モンゴルは産業基盤強化の一環として繊維業振興策で「ノーロール(カシミヤ)・プログラムを実施。期間は4年間で、前期と後期から成る。
 政府は、直接的な経済効果として繊維産業における5500人あまりの職場安定、さらに3600人の新規雇用先の確保、工業製品の輸出が5.7倍の増量を見込んでいる。2017年度統計からすると、約5413㌧のカシミヤ洗毛、約509㌧の梳毛、約91万5000着のカシミヤ製品をそれぞれ生産。カシミヤ国内生産量の9割は初期処理が施されたに対して1割は工業製品になっているという。だが、カシミヤ工場の稼働率は40%~60%の低水準だ。その訳は、国内企業の資金繰り悪化と外資による爆買だとの見方がある。政府が提唱する「ノーロール・プログラム」は、国内カシミヤ加工業と製造業の生産体制を強化するのみならず、カシミヤ製品輸出から約2兆~4兆3000万トゥグルグの外貨を稼げるとの見込みがある。なお、業者が悩まされる資金繰り悪化、業績不振、原材料の確保などの諸問題が解決され、国内企業の保護、業界の振興につながると期待される。
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