江口喜多枝さん、ガンダン寺に慈母観音を寄贈     子どもの図書をお寺と日本センターへ

社会
naranchimeg@montsame.mn
2018-10-02 10:13:46

 およそ20年におよぶモンゴルへの子ども教育や医療支援の奉仕活動を続けてきた江口喜多枝さん(モンゴルNGO子ども支援代表・北極星勲章受章)が、NGOの仲間やモンゴル・ロータリークラブ会長などを同行して、24日、ガンダン寺にマエダル慈母観音と、子ども僧侶のための図書談話室および子ど もの図書(科学、読み物など)を寄贈した。

 江口さんは、「最近、3度の手術を経験し、死ぬかと思った。健康を回復したのも、自分の健康 と子ども達のためにお経を読んでくださっていたガンダン寺のお蔭。これからの子どもたちの幸せと戦争のない平和を願って、観音像を寄贈しました。また、子どもの修行僧のみなさんのために、お経だけ だけでない一般図書も読んでもらいたいと図書室と本を贈りました」と言う。本は毎年にわたり寄贈さ れる。観音像には、「自分のことだけを考えず、困った人に情けをかける事が平和を導き、皆が幸せになる」という教えがある。本体は銅で、外側は金箔(純金)で製作。高さ140㎝。ガンダン寺からは江口さんを讃える感謝状と額絵が贈られ、6歳から9歳までの子どもの修行僧たちが返礼に声を合わせて読経をした。日本大使館の市岡晃・二等書記官は、お寺の日本災害支援に対して感謝を述べ、こうした草の根支援活動の大切を強調した。


日本センターに図書62冊寄贈


 続いて、一行は日本モンゴル人材開発支援セン ターに足を運び、同図書室に図書62冊と目録を贈った。これらは伝記物や理科の本で、2冊は点字を付けて翻訳したもの。昨年、同センター15周年記念に沖縄の陶芸家金子晴彦氏からロビー正面に画が陶板画が寄贈されたが、その橋渡しをしたの が江口さんだった。同日は金子氏も沖縄から足を運び、この式典に参列した。ダワドルジセンター長からは、「大切に保管し活用させていただきます」と、江口さんに感謝状と記念品が贈られた。また、同席をかりて、江口さんの活動を長年支えてきたナムスライNGOモンゴル代表をはじめ仲間たちに対して、江口さんから各人に感謝状が贈られるという一幕もあった。

関連ニュース