ドルノゴビ県ザミーンウーデ2 駅からシャルギーンオボー駅間14.2㌔の線路が2本に

社会
tserenlkham@montsame.gov.mn
2023-01-10 15:06:38

  モンゴル政府が掲げる新復興戦略の「国境検問所の再開発」の一環で、鉄道、舗装道路で結ばれた国境検問所の通過力が向上されはじめた。新年前にウランバートル鉄道公社の技術者一同が「ザミーンウーデ2」駅から「シャルギーン・ オボー」駅間の14.2㌔の2本目の線路、またはザミーンウーデから中国の二連までの4.6㌔の標準軌線路の敷設工事を完成させた。ザミーンウーデ2とシャルギーンオボー駅間の線路が2本になることで、交通量の多い南部の幹線を2 本にする事業の始まりとなった。2022年に工事を実施することにより、通過量は一日25本の列車運行から48本の運行が可能になり、積 載量は1670万㌧から2190万㌧に増加した。

 ザミーンウーデの国境検問所はモンゴルの輸出入の7割を占める大規模な国境町であり、一時滞在者を含む人口数は2万5000人である。 ちなみに、モンゴル政府が中国政府との協定により、中国政府の無償資金で「開発を導くインフラ整備プロジェクト」を実施し、ザミーンウーデ国境検問所の施設拡張工事が7月に竣工の予定である。