モンゴル・日本の国民を情報で繋ぐ架け橋『モンゴル通信』週刊紙が創刊20周年を迎える
社会(ウランバートル市、2023年10月27日、モンツァメ通信社)20年にわたりモンゴルと日本の重要な出来事、時事ニュースを読者に提供してきた国営モンツァメ通信社の最年少新聞である『モンゴル通信』週刊紙は、10月27日に創刊20周年を迎えた事を記念し、『平和と友好関係の今と未来』写真展を開催した。
同展開会式は、外務省代表ら、小林弘之在モンゴル特命全権大使、JICA国際協力機構モンゴル事務所の田中伸一所長をはじめ、同週刊紙の協力者、愛読者、関係者らに囲まれ、国立アート・ギャラリーで開幕した。
国営モンツァメ通信社のE.ソドントゴス社長は、同展開会式の冒頭、「日本でも知られる『オヤハン・ザンブティヴィーン・ナラン(穏やかにのぼり照らす太陽の意)』長唄で同展を開幕したのは、大切な友人である日本国民を太陽にたとえて来た伝統と、両国の交流関係が穏やかにのぼる太陽で今後も照らされ続ける祈願の気持ちを込めた」と語った。
小林弘之在モンゴル特命全権大使は、「まず、『モンゴル通信』週刊紙のスタッフの皆様に、20周年記念のお祝いを申し上げたい。新聞は非常に重要な役割を果たすものであり、貴社の同新聞は両国間の情報交換の架け橋の役割を果たしている。日本人は『モンゴル通信』でモンゴルでの出来事を読む。定期的な情報発信の任務を適切に遂行してきたと思う。同新聞は私たち大使館にとって最良で最も重要なパートナーである」と強調した。
同展に、両国の平和と友好関係の象徴たる歴史に残りアーカイブされた貴重な写真、例えば、初代在モンゴル日本大使の信任状奉呈、日本政府の協力による太陽大橋の建設、フシギーン・フンディーにおけるチンギス・ハーン国際空港開港の歴史行事の写真や、両国の人々の架け橋となった『モンゴル通信』週刊紙の創刊号を含め、60点に上る作品が展示された。
国営モンツァメ通信社は、自国の海外宣伝と事実ニュースを、英語、中国語、ロシア語と日本語、そしてモンゴル縦文字のによる週刊紙で発信する国営唯一の報道機関である。