私たちは家族で踊るのが大好き

モンゴル・ストーリー
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2026-02-06 16:11:35

(ウランバートル市、2026年2月6日、国営モンツァメ通信社)

国営モンツァメ通信社は、本日より、モンゴル各地で暮らす一般市民の、平凡でありながら特別な物語を紹介する新コーナー「モンゴル・ストーリー」を開設する。

首都の街角で営まれる日常から、辺境の牧場で続く遊牧の暮らしまで、人々の人生にはそれぞれ異なる背景と歩みがある。本コーナーで、そうした一人ひとりの声を丁寧にすくい上げ、読者により身近なものとして伝えていきたい。

モンゴル人の暮らしに息づく躍動や夢の輪郭を描きながら、私たちにとって馴染み深く、同時にあらためて見つめ直すべき人々との出会いの場とする。


「モンゴル・ストーリー」コーナーの初回ゲストは、振付師であり舞踊家の M.ムングンツェツェグ氏であった。


私はモンゴル舞踊の世界に身を置いて 今年で43年目になる。この芸術を学ぶ中で人として成長し、そして今、自分が学んできたことを次の世代へ伝える立場となった。

長年の実践を通して感じていることであるが、モンゴル舞踊の特徴は大きく分けて 四つある。

第一に、自然現象の表現である。山や岩、オボー信仰、泉や水源、そして天と地との関係性など、モンゴルの自然観が踊りの動きや構成に色濃く反映されている。

第二に、野生動物や牧畜生活との深い結びつきである。熊や牛、ラクダをはじめ、五畜(馬・牛・羊・山羊・ラクダ)に関わる舞踊や振付が数多く存在する。

第三に、遊牧民としての生活習慣が表現されている点である。 日常の所作や生活のリズムが踊りの中に自然に溶け込んでいる。

第四に、物語や伝説、宗教的要素に基づく踊りであることである。 神話や歴史、信仰と深く結びついた舞踊は、精神文化そのものを体現している。これらの特徴によって、モンゴル舞踊は他の舞踊とは明確に異なる、強い独自性を持っている。ある意味で非常に斬新であり、同時に比類のない芸術表現だと言えるであろう。

私たちは 家族で踊ることが大好きである。孫二人も舞踊を踊っている。 踊りは、私自身にとって、そして家族にとっても、人生の喜びそのものなのである。