モンツァメ通信社創立100周年、100年の歴史を振り返る

特集
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2021-07-19 11:31:19


 国営モンツァメ通信社:1921~2021年

1921年3月18日

モンゴル電報通信社略称モンタ(MONTA )が「モンゴル人の反乱」というタイトルのニュースを海外に初めて報道。


 1921年3月30日

上記の記事「モンゴル人の反 乱」が旧ソ連の『プラヴダ』紙第68号の4面に掲載。

 1921年7月19日

第6回閣議で、内務省管轄下に「郵便電報総合委員会」創設を決定。モンツァメ通信社の前進モンタが正式に承認され、モ人民共和国の報道分野に歴史的な新たなページが開かれた。

 1921年7月19日

郵便電報総合委員会委員長にツ ェデウスレン公爵が就任。つまり同氏がモンツァメ通信社の初の社長となる。

 1921年11月1月

第21回閣議でモンゴル電報通信社の規則を採択、外務省管轄に移行。

 1922年5月25日

モンゴル電報通信社が“Бюллетень Монгольского  телеграфного  агентства(モンゴル電報通信社ブリーフ)”紙をロシア語で発行開始。編集長は旧ソ連の革命家でもあるジョージア出身のV.G.ダディアナ氏が務めていた。

 1922年6月22日

『モンゴル電報通信社ブリーフ』のモンゴル語版を発行。

 1923年6月23日

モンゴル人民革命党中央委員会代表者会議第20号決議により、『モンゴル電報通信社ブリーフ』ロシア語版を廃刊、『オリア (スローガンの意味)』紙とモンタが協力して、『ニースレリーン・シン・ソニン( 首都新新聞)』として合併し、月4回の発行を決定し、編集長にナムスライ氏が就任。

 1924年10月3日

旧ソ連のロスタ通信社と初の協力契約を結び、情報交換することで一致。

 1929年9月1日

モンゴル人民共和国において中国語で発行される唯一の新聞である『モンゴリーン・メデー』(モンゴルニュース)」 紙の創刊号を『労働者の道』という名称で発行。1964年10月から『蒙古消息報』と改称。


 1930年年末

人民革命党中央委員会宣伝局の管轄下に「翻訳課」としてモンタが所属。

 1942年5月1日

“Новости  Монголии(ニュースモンゴル)”紙の創刊号がウネン(真実)新聞社 において『ウネン・プラヴダ』という名称 で発行がスタート、まもなく“Монгольские  новости”という名称に変更され、1959年から モンツァメ通信社が発行している。


 1945年

『ウネン(真実)』の紙管轄下にタス通信社のニュースの翻訳、タス社にモンゴルの情報を伝達する局の形でモンタが引き続 き、所属。

 1956年

『モンゴル国』誌を発行。

 1957年10月1日

閣僚会議とモンゴル人民革命党中央委員 会政治局会議第430/363号合同決議により「 モンゴル電報通信社(モンタ)」を国閣僚 会議管轄下に頭文字を取り入れて「モンツァメ」として改称。

 1957年10月6日

モンツァメ通信社とタス通信社の間で情報交換契約がモスクワで締結。

 1958年3月16日

 モンゴル人民共和国政府はベトナム社会 主義共和国政府の提案を支持する発表を、モンツァメ通信社が海外の通信社にモンゴ ル政府の名で初めて公式に報道。

 1958年10月3日

モンツァメ通信社の報道記事を、『ウネン』紙第231号に「キプロスで何が起きているか」というタイトルで掲載。1959年  “Современная Монголия(現代のモンゴル)”誌を月刊で発行。

 1958年12月31日

設立以来、モールス信号で情報を送受信していたが、この日からテレタイプライター機を使用し始めた。

 1958年 

中国の新華社、ルーマニアのアドジェルプレス通信社、ブルガリアのBTA通信社とそれぞれ情報交換契約を締結した。

 1959年

『モンゴル国』誌を英語で発行


 1959年 

月刊誌“Современная Монголия(現代モンゴル)”ロシア語で発行

 1959年5月6日

閣僚会議177号決定により「モンゴル電報通信社」と国家ラジオ委員会が合併、閣僚会議管轄下に「国家情報・ラジオ管理庁」を設立。

 1959年

ベトナムのBMA、北朝鮮のKCNA通信社とそれぞれ情報交換契約を結ぶ。

 1960年

官公庁からの情報を日刊紙「青いニュ ース」として発行。

 1961年10月27日

第16回国連総会で国連に加盟したというニュースをモンツァメ通信社が全国に報道、主要新聞に提供。

 1970年

キューバのプレンサ・ラティーナ通信社と協力議定書に署名。

 1980年12月18日

インドのPTI通信社との協力協定に署名

 1981年

アジア太平洋地域通信社機構(OANA)に加盟

 1981年3月23日

モンゴル人が初めて宇宙飛行。モンゴルの歴史に新たなページを刻んだこの出来事を、モンツァメ通信社が出発現場から報道し、国民に届けた。


 1983年10月11日

モンツァメ通信社が日本の共同通信社と情報交換協定に東京都にて署名。

 1985年

モンゴル人民革命党中央委員会第137号決議によりモンツァメ通信社に「モンゴルプレス総合編集部」を設立し、国内向けに『時事ブリーフ』月3回、海外向けに“Монгольские Новости(モンゴル・ニュース)ブリーフ”を月2回、ロシア語と英語で発行。

 1989年7月3日

英国ロイター通信社と協力契約を結ぶ。

 1990年10月6日

英国ロイター通信社と協力契約を結ぶ。

 1990年10月6日

第14号政府決議により、モンツァメ通信社を独立させ、政府の管轄下に創設。

 1990年11月5日

韓国聯合ニュースと情報交換契約を結ぶ。

 1991年1月11日

『イル・トブチョー』紙を10日間発行。

 1991年7月8日

週刊紙『モンゴル・メッセンジャー』(英語)を発行。


 1991年9月

非同盟諸国通信社機構(NANAP)に加盟。

 1992年6月1日 

モンゴル文字による週刊紙『フムン・ ビチグ』を発行


 1995年1月

読者にコンピューターネットワークで情報提供。

 1996年3月26日

国際ニュース週刊紙『世界ニュース』を発行。

 1996年8月

国会第40号決議により、モンツァメ通信社は政府の実施エージェンシーとなる。

 1997年4月10日

インターネットに接続し、自社のウェブサイトを立ち上げ、時事情報をモンゴル語・ロシア語・英語で毎日配信を開始。

 1998年1月

『フムン・ビチグ』編集部主催の全国書道大会が開催。この年から毎年首相が優勝者への表彰状を授与するようになった。

 1998年9月1日

1929~1990年に発行していた『消息 報』を中国語で再刊。

 2000年11月3日

「黄金の規則」を採択し、それに従い、活動を開始。

 2001年1月1日

各21県に駐在記者を配置。

 2001年7月18日

OANAの加盟通信社の10社の代表が参加した国際フォーラム「新世紀・新目標:グロバール化における通信社の情報交換拡大と直面する諸問題」をウランバートルで開催。

 2001年8月15日

モンツァメ通信社でフォト・スタジオを再び開設。

 2001年12月15日

ロシアのRIAノーボスチ通信社と協力契約を結ぶ。

 2002年5月1日

迅速に情報を届けるため『モンツァメ・メデー』(夕刊ブリーフ)を発行。

 2003年10月15日

週刊紙『モンゴル通信』(日本語)を発行。


 2003年3月31日

ウクライナのウクルインフォルム通信と情報交換協定に署名。

 2006年4月9日

大モンゴル建国800周年を機に、海外へのモンゴル紹介を目的とする写真展「今日のモンゴル」(40×60cmの写真60枚、4ヶ国語のキャプション)を米国、ロシア、ポーランド、中国、日本、ウクライナの7カ国で合計10回開催。

 2006年12月19日

『Mongolia  Today』誌を再刊、季刊発行。

 2008年9月4日

アゼルバイジャンのアゼルタジ通信と協力議定書に署名。

 2010年11月24日~27日

OANAの加盟通信社の総会がイスタンブールで開かれ、モンツァメがOANA理事会の理事に選出。

 2011年6月27日~30日

OANA第33回理事会会議をウランバートルで開催。会議には外国から30人の代表が参加した。

 2011年6月

イランのイルナ通信と情報・写真交換契約を結ぶ。

 2013年

モスクワで開催されたOANA加盟通信社の総会で理事会理事に再選。

 2014年

ウェブサイトがモンゴル語・英語・ロシア語・中国語・日本語の5カ国語になった。

 2015年

台湾のMTA通信と情報交換協力契約を結ぶ。

 2015年

日経テレコンと協力契約を結び、モンゴル・ニュースを英語版と日本語版で毎日提供。

 2016年

モンツァメ情報センターが、ウランバ ートルで開催されたアジア欧州会合ASEM の情報センターとして利用される。

 2016年11月

モンツァメは、アゼルバイジャンのバクーで開催されたOANA総会の定例会議でOANA技術評議会議員に選出された。

 2017年

ロシアのRT通信社と協力契約を結ぶ。

 2019年11月

ソウルで開催されたOANA総会の定例会議で、OANA理事会理事に再選され、ウランバートルで執行会議の定例会議の主催権を獲得した。

 2019年12月

モンゴル・中国外交関係樹立70周年を迎え、モンツァメと新華社が写真展「歴 史の歩み」を共催し、アルバムを発行。

 2020年

トルコ協力開発機構(TIKA)の投資によりモンタテレスタジオに新しい設備を導入。

 2021年1月

チャイナデイリー(英語版)と情報交換契約を結ぶ。

 2021年3月

宇宙飛行40周年を記念し、写真展「モンツァメ通信社取材によるモンゴル・ソ ビエト共同宇宙飛行」をウランバートル にあるロシア文化科学宮殿で開催。

 2021年6月7日

モンゴル国立博物館と協力し写真工芸展「モンゴル国・モンツァメ100周年」を開催。

 2021年7月19日

創立100周年を迎える。