オユンエルデネ首相、習近平国家主席と公式会談
政治
6月28日、習近平国家主席と公式会談を行い、モンゴルと中国の包括的・戦略的パートナーシップを新段階で充実させ、両国間の対話レベルにおける建設プロジェクトの最終決定などについて意見交換をした。
会談の冒頭、オユンエルデネ首相は習近平国家主席が中国共産党中央委員会総書記および国家主席に再任されたことに祝意を表し、オフナー・フレルスフ大統領の挨拶を伝えた。
また、モンゴルはガショーンソハイト〜セヘー、ビチグト〜ズーンハタブチ、ハンギ〜マンダル国境検問所を鉄道で接続する建設工事を完了し、今回の訪問中に中国発案の「一帯一路」の枠で国境検問所の接続、協力関係、政府間レベルにおける協定が最終的解決策への支援を要請した。両国首脳は二国間貿易額を200億米㌦に増加させる目標の実現、気候変動、砂漠化・黄砂対策の「10億本の植林」全国運動の共同実施、対腐敗・汚職に関する両国法執行機関間の協力拡大、科学技術、観光、投資及び民間部門における協力関係の促進について話し合った。
習近平国家主席は、モンゴルと中国は包括的パートナーを持つ友好的な隣国として両国の独立及び主権を尊重し、互恵協力を拡大し、隣国間の友好関係を発展させ、気候変動、対砂漠化と砂嵐、観光開発、モンゴル政府考案の「新復興戦略」の枠で実施している建設プロジェクトを全面的に支持する旨を表明した。