国会事務総長、日本の衆議院事務総長と会談
政治
7月20日、国会活動、法律の起草と承認手続き、議会調査や法的分析、公教育改善分野の日本国国会の経験を見学する目的で日本を訪問中のL.ウルジーサイハン国会事務総長は岡田憲治衆議院事務総長と会談した。
モンゴル国会は、憲法改正により選挙制改正の元76人から126人に議席を拡大したため、複数党からの議員による議会の発展を確保する事を目的に、国会事務局は新たな制度導入を検討している。
会談の冒頭、ウルジーサイハン国会事務総長は、両国の議会間関係の発展に対する協力に謝意を表し、ゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長考案によりモンゴル政府が取り組んでいる『日本のように発展しよう』をスローガンに日本の発展モデル、経験を模範にしていると指摘した。さらに、議会事務局が実施する議会教育プログラムや、議会主義に対する国民の理解と知識向上に向けて実施中の活動について紹介した。
岡田憲治衆議院事務総長は、モンゴルと日本の議会および政府間相互訪問の重要性と成果に言及し、議院と事務局を紹介した。日本の衆議院は465人の議員が4年任期により務める。岡田憲治衆議院事務総長は、衆議院の構造、会期の順序、規則と権限を紹介し、議会事務局の運営、組織、部局の機能について説明した。
ウルジーサイハン国会事務総長は、岡田憲治衆議院事務総長を都合の良い時にモンゴル国会事務局を訪問するよう招待し、協力覚書を締結し、協力関係を進めたい意向を表明した。
最後に、訪問団は日本の国会議事堂、付属博物館、国会法務局と国際関係局を訪問し、その活動について紹介を受けた。