モンゴルと米国、戦略的第三隣国パートナーシップ共同声明を発表
政治
8月2日、モンゴルと米国の戦略的第三隣国パートナーシップの一環で、カマラ・デヴィ・ハリス副大統領の招請によりロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相の公式訪米が開始した。
オユンエルデネ首相とカマラ・ハリス副大統領は公式会談を行い、2019年の両国の「戦略的パートナーシップ宣言」後、モンゴルと米国の関係が前進し、同宣言が二国間の協力関係を強化する上で強固な基盤となったと強調した。さらに、平和的で包摂的なインド太平洋地域の繁栄に関するそれぞれの見解を共有した。
カマラ・ハリス副大統領は、米国はモンゴルの地域や国際関係の拡大、国際的安定に対する働きかけを称賛し、戦略的第三の隣国として、緊密なパートナーシップを維持し、両国の絆を築いていくと強調した。
モンゴルと米国は共に、第三隣国政策と共にグッドガバナンス、主権、法の支配、人権の尊重という共通原則に基づき、これまでで最も強固な関係へと発展してきた。今後も、更なる経済的強靭性の構築、民主主義原則の促進、安全保障協力の強化に重点を置き、下記項目における「戦略的第三隣国パートナーシップ共同声明」を発表した。
- 経済協力の深化
- 民主主義原則の推進
- 安全保障協力の強化
オユンエルデネ首相とカマラ・ハリス副大統領は、両国民が緊密な友好関係を築き、両国の結びつきが一層強まることに期待を寄せ、戦略的な『第三隣国』としてのパートナーシップが、両国の継続的な繁栄、平和、そして安全保障につながるとした。