オユンエルデネ首相、国連事務総長特別代表と会談
政治
(ウランバートル市、2024年3月28日、国営モンツァメ通信社)3月27日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は、ジャン・トッド国連事務総長交通安全特別代表と会談した。
オユンエルデネ首相は、今年1月にスイス・ダボス市で開催された第54回世界経済フォーラムに出席の際、ジャン・トッド特別代表夫妻と会談し、モンゴルへ招待した。
オユンエルデネ首相は、ジャン・トッド特別代表との会談の冒頭、モンゴルでの「国連世界交通安全週間」キャンペーンの実施、交通安全教育・普及啓発活動の実施に感謝を表した。また、モンゴル政府が、交通安全の法制度改革に取り組んでいると述べ、この面での投資誘致、国際レベルでの政策支援、専門家育成などに関し協力することを提案した。
ジャン・トッド特別代表は、「国連世界交通安全週間」キャンペーンの実施のためモンゴルを訪問したと述べ、世界の著名人が参加した交通安全ルール宣伝の看板を80ヶ国の約1000都市に配置予定であると語った。
また、ジャン・トッド特別代表の妻のミシェル・ヨー・アカデミー賞受賞者かつ国連親善大使がモンゴル訪問を予定していると述べ、スイス・ダボス市でオユンエルデネ首相との会談で合意したとおり、「Welcome to Mongolia」と「GoMongolia」スローガンの枠でモンゴルを世界に宣伝し、観光を支援するための協力を強調した。
「国連世界交通安全週間」キャンペーンは、2030年までに交通事故死傷者を50%に減少させる目標を設定している。