モンゴル柔道勢、金・銅メダル獲得
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(ウランバートル市、2025年5月4日、国営モンツァメ通信社)国際柔道連盟(IJF)主催のグランドスラム大会が、タジキスタンの首都ドゥシャンベ市で開幕した。2025年シーズン第5戦となる今大会には、27カ国から男子123名、女子103名、計226名の柔道家が出場している。
モンゴルからは、Ch.ボルドバータル氏およびM.ボンドマー氏の指導のもと、計17名の代表選手が出場している。大会初日には男子60㌔級、66㌔級、女子48㌔級、52㌔級、57㌔級の各階級の競技が行われ、モンゴルからは7名の選手が畳に上がった。
なかでも際立った活躍を見せたのは、女子48㌔級に出場した国際マスターのJ.アヌダリ選手である。同選手はCプールを首位で突破し、トルクメニスタン、ウズベキスタン、フランス、中国の強豪選手を次々に撃破した。決勝戦でも安定した強さを見せつけ、堂々の金メダルを獲得した。
また、男子60㌔級ではE.アリウンボルド選手が中国、フランスの選手に連勝し準決勝に進出した。アゼルバイジャンの選手に惜しくも敗れたものの、3位決定戦ではウズベキスタンの選手を一本勝ちで下し、銅メダルを手にした。