第5火力発電所建設事業が採択

社会
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2025-05-28 10:48:30

(ウランバートル市、2025年5月28日、国営モンツァメ通信社)ウランバートル市議会の第6回臨時会議で、「第5火力発電所」プロジェクトを官民パートナーシップ方式で実施する案件が審議され、過半数の賛成により採択された。


T.ダワーダライ第一副知事がプロジェクトを紹介した。バヤンゴル区の第20ホローにある第2火力発電所から400㍍の距離に建設される同発電所は、300MWの電力と340Gcal/hの熱を生産する。また、CFBボイラーを採用し、空冷システム、多段階の大気汚染制御機構を備えた環境に優しい技術を使用する。


同プロジェクトは、官民パートナーシップの模範的な事業として実施する根拠があると判断された。従って、「官民パートナーシップ法」第15条第1.1項に規定されている「設計、建設、運営、移譲」方式、すなわち世界で広く活用されている設計・建設・資金調達・運営・保守(DBFOM)方式で実施することが適切であるとされた。


同プロジェクトの総投資額は6億5800万米㌦であり、事業実施者を選定するための入札が公告されている。


プロジェクト実施により、年間2億米㌦の売上が見込まれている。また、最初の3年間は元本返済を猶予し、その後の7年間で元本を全額返済する。


同プロジェクトは、2025年~2028年に実施される。