政府、開発プロジェクト149件に優先順位
政治
(ウランバートル市、2025年10月10日、国営モンツァメ通信社)10月7日の閣議会議では、「政府活動計画2024~2028」に盛り込まれている149件の開発プロジェクトに優先順位を付けたとニャムオソル・オチラル・モンゴル国第一副首相兼経済開発大臣が発表した。
これらのプロジェクトは、実現可能性に基づいて評価され、専門家による分析をもとに優先順位が付けられた。評価は以下の4つのカテゴリーに分かれており、それぞれ点数化されている。
・マクロ経済評価
・レディネス評価
・資金調達による影響評価
・社会的インパクト評価
全体プロジェクトのうち、75%にあたる105件は、まだ実施段階に入っていない。
実施のレディネスを見てみると:
・実施可能性調査(FS)がある:85件
・FSがない:54件
・FSが不要:2件
・修正中のFS:8件である。
資金調達の内訳を見ると、国家予算および地方予算で実施されるプロジェクトが44件、外国からの借款や援助によるものが26件、官民パートナーシップ(PPP)によるものが17件、複数の資金源を組み合わせたものが15件となっている。一方で、資金の確保がまだされていないプロジェクトは22件あることをウチラル大臣が明らかにした。