カシミヤ産業で年間10億米㌦の収入確保が可能

経済
montsushin@montsame.gov.mn
2025-11-18 12:05:52

(ウランバートル市、2025年11月18日、国営モンツァメ通信社)モンゴルは、羊毛・カシミヤの加工度を高め、最終製品として輸出することにより、現在の収入を3~4倍に上昇させることが可能である。非鉱業分野の輸出の大半を、カシミヤ製品、羊毛製品、獣毛、皮革などの畜産物が占め、年間約4億米㌦の収入を得る。加工業の資金調達は良好であるが、規模は依然として小さい。


「非鉱業分野の輸出とサプライチェーンの資金調達」をテーマにした会合の際、準備されたカシミヤのわずか8.4%が最終製品化されると指摘された。


昨年、モンゴルの輸出の93%を鉱産物、7%を非鉱産物が占めた。非鉱業分野の輸出収入の33%を羊毛・カシミヤ製品が占め、その大半が半加工状態で輸出される。


B.ラグワスレン・モンゴル銀行総裁が発表を行い、羊毛・カシミヤ産業を促進し、付加価値を高めることができれば、年間10億米㌦以上の収入が確保できると強調した。


出席者らは、羊毛・カシミヤ産業の動向、付加価値付き生産の促進、同産業適合の金融商品・サービスについて議論し、非鉱業分野の輸出現状と潜在力、サプライチェーン資金調達、羊毛・カシミヤ産業のビジネス環境および投資に関して発表を行った。