パワーリフティングでモンゴル国選手、世界記録更新

スポーツ
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2019-07-25 17:03:10

 パラ・パワーリフティング世界選手権大会がカザフスタンのヌルスルタン市で7月12日から20日にかけて開催され、モンゴル国のE.ソドノムピルジェー功労選手が男子107キロ級で金メダルを獲得し、ベンチプレスの世界記録244㌔を247㌔に更新した。

 このキロ級で日本、ロシア、アメリカ、ブラジルなど22カ国の選手が競い、イラクとメキシコの選手が240㌔と235㌔を挙上し、2位と3位になった。

 ソドノムピルジェー選手は「天にいる敬愛するSh.エンフサイハン先生の夢を叶えたので、とても嬉しい。東京五輪までの全て

の大会で勝利することがとても重要です。もちろん、パラリンピック大会で金メダルを獲得したい」と、喜びを語った。ソドノムピルジェー選手は「リオ2016パラリンピック」の銅メダリストでもある。同氏の語った心境は国際パラリンピックのサイトで報じられた。

 なお本大会の男子8 0 ㌔級には36人の選手が参加し、モンゴル国のG.ガンスフ選手が28位になった。


注)Powerliftingは重量挙げ(Weightlifting/Хүндийнөргөлт)とは異なる種目。ウエイトリフティングがバーベルを頭上に挙上する重量を競うのに対して、パワーリフティングはバーベルを肩に担ぎ屈伸を行なう「スクワット」、ベンチ台に横になってバーベルを胸に付けて挙上する「ベンチプレス」、床に置いてあるバーベルを引き挙げる「デッドリフト」の順で行なって、最大挙上重量の総計を競う競技である。