フレルスフ大統領:ドイツは、モンゴルと戦略的パートナーシップを締結したヨーロッパ初の国

政治
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2024-02-08 08:35:57

(ウランバートル市、2024年2月8日、国営モンツァメ通信社)2月7日、ドイツ大統領訪問の枠で、両国大統領が公式会談の結果に関する記者会見を開いた。

同会見の際、フレルスフ大統領が、「モンゴルとドイツの外交関係樹立50周年を機に、シュタインマイヤー大統領の国賓訪問に心から感謝の意を表したいと思う。今回のモンゴル国賓訪問は、モンゴルとドイツ国民間の温かい友情と協力の歴史に新たなページを開き、両国間の友好、パートナーシップ、協力の道筋を定める特別な歴史的訪問である。また、両国の関係を『戦略的パートナーシップ』に導いた。


我々は、過去50年間のモンゴル・ドイツ関係及び協力の成果を強化し、更なる拡大・発展を図り、国の発展、経済的成長の促進を目的に大規模互恵プロジェクトの共同実施について詳細に議論し、意見交換した。


会談の結果、我々は国際道路交通関係、経済多角化、法的・司法的能力の向上、持続可能なエネルギーに関する政府間協定である「モンゴルとドイツ連邦共和国間の戦略的パートナーシップに関する共同宣言」を発表した。文化、教育、科学、環境、考古学の分野での協力に関する文書に署名した。 両首脳はまた、教育分野における両国関係の豊かな歴史を発展させ続けること、学生訓練、高等教育、専門教育における協力拡大で合意した。


また、ドイツに留学するモンゴル人の若者が両国国民間の友好の架け橋となり、両国間の友好関係と協力の歴史的伝統を名誉ある形で引き継いでくれると確信している。 さらに、2014年に開校したモンゴル・ドイツ合同鉱物技術大学は、数百人の専門家を育成し、モンゴル・ドイツ協力関係のもう一つの象徴となり成長した。


30年以上にわたり、両国は民主主義と人権という共通の価値観に基づき結ばれ、協力してきた。1992年、モンゴルは新憲法を承認し、人権と自由を尊重する民主政府を樹立し、ドイツの司法・法律経験が新たな法制度の基礎を築く上で重要な役割を果たした。 これは我が国の法律分野に対するドイツからの多大な支援であり、この協力関係は今後も発展し続ける。


今後、「戦略的パートナーシップ」を着実に発展させ、経済、貿易、投資の拡、インフラ、鉱業、燃料、エネルギー分野で現代の高度技術とテクノロジーを導入し、文化、教育、科学、環境、人道的分野における協力関係の深化に向け取り組む」と報じた。