Ulaanbaatar
「伝統医学のシルクロード」プロジェクトが韓国と協力して実施
社会
（ウランバートル市、2024年4月22日、国営モンツァメ通信社）4月18日、モンゴルの教育科学省、モノスグループ、薬科科学大学、韓国の慶尚北道（きょんさんぷっと）の「Daegu Haany University(大邱韩医大学)」等の6角協力覚書の調印式が教育科学省にて行われた。
覚書の枠内で、「伝統医学のシルクロード」国際協力プロジェクトが実施される。本プロジェクトは、国家間の発展、文化、教育、科学の普及、研究と革新の支援、両国の伝統医学のさらなる発展の促進を国際的に推進する重要な意義がある。
韓国のイ・チョル慶尚北道・道知事は、「5～6世紀頃、モンゴルと韓国はシルクロードを通じて文化と技術の交流が活発であった。これに基づき、本プロジェクトを両国の6つの機関が実施することになった。世界最高の伝統医学教育、伝統医学宝基金の普及、モンゴルと協力の上、人材育成の可能、研究開発を行っていきたい意向である。同多角的覚書が両国間の友好関係と相互発展可能を成立するであろう」と強調した。
双方は、同プロジェクトの枠内で、モノスグループと薬科科学大学を支持し、国際研究センターの設立、教師と研究者の用意と有能化、研修プログラムの実施、研究と共作の創出、薬用植物を栽培するためのスマートファーム技術の現地化、更に伝統医学の原典文書に記録されたレシピを革新製品として生産する、市場への供給などの協力可能性を表明した。
教育科学省のD.バトトグトフ科学技術政策革新開発実施規制局長は、「韓国は医薬品技術と製品開発において高いレベルに達している。モンゴルに関して言えば、伝統医学部門には独自の特徴があり、革新的な製品を世界レベルに引出す可能性がある。そのため、モンゴル伝統に基づく技術を世界の先進技術と組み合わせて革新的な製品を生み出すことが可能であろう。科学、技術、イノベーションの発展における優先事項の 1 つは伝統医学の分野である。覚書の枠内で、モンゴルの製薬産業と医薬品市場をリードするモノスグループと韓国北部地域の科学機関と大学等が協働する。東アジア市場向けに伝統的な技術と製品開発における韓国との協力はこう言うふうに開始される」と述べた。
大邱韓医大学のビョン・チャン・フン総長は、「我が大学はモノスグループと協力して10年以上立っている。覚書の枠内で、モノスグループと協力して国際研究センターを設立し、薬用植物栽培における進歩的な調査と分析を実施する予定である。また、国際協力評議会も設立されている。このようにして、伝統医学をどのように発展させるか、学生や教師の交流、調査や分析、研修などを協議する上、決定する」と示した。
5年間で「伝統医学のシルクロード」プロジェクトが実施される予定である。
