ザンダンシャタル国会議長、ドイツ大統領と会談

政治
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2024-02-08 11:56:55

(ウランバートル市、2024年2月8日、国営モンツァメ通信社)本日、ドイツ連邦共和国大統領訪問の枠で、ゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長がフランク・ヴァルター・シュタインマイヤー大統領と会談を行った。


ザンダンシャタル国会議長は、モンゴルにおける民主主義と移行の課題克服、議会制民主主義の構築、新憲法草案に対するドイツ専門家の積極的支援に感謝の意を表した。

また、世界が直面している困難な地政学的時代におけるモンゴル国賓訪問の歴史的意義を強調し、両国間の過去50年間の協力関係の成果と、今後50年間の協力を豊かにするための重要な決定を強調した。


更に、第三隣国であるドイツはヨーロッパで初めて戦略的パートナーシップを締結した国となり、これは両国間の協力関係の範囲、相互信頼を示していると述べた。ドイツ政府は、民主主義、人権、法の支配という共通の価値観に基づき法治国家の確立に取り組んだモンゴル人の30年以上の努力を一貫して支援し、多数の開発プロジェクトやプログラムの実施に成功してきた。 この支援を継続しつつ、司法移行のプロセス、同部門の人員と技術的能力の強化プロジェクトに感謝​​の意を表明した。


フランク・ヴァルター・シュタインマイヤー大統領は、モンゴル国民の温かい歓迎に感謝の意を表し、両国友好関係・協力50周年を祝う上で大使らの尽力が重要な役割を果たしたと強調した。

双方は訪問中の同意事項の実現に取り組むと表明し、モンゴルとドイツの関係が政治、経済、貿易、投資、文化、教育、科学、交通、考古学、人道分野で継続的に拡大していると強調した。また、経済面で協力拡大に向け、未開発の機会が数多くあることで一致した。


会談の最後、立法活動への国民参加の確保、国民と共同で法律制定の可能性実現のため、創設された電子プラットフォーム、列国議会同盟(IPU)の支援を受け、モンゴル議会は2023年11月に人権とジェンダー問題に関する初の議会自己評価を組織したことを伝え、同評価を元に実施される措置の枠でドイツとの協力機会について意見交換した。