オユンエルデネ首相、韓国首相と会談

政治
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2024-04-02 09:55:55

(ウランバートル市、2024年4月2日、国営モンツァメ通信社)4月1日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は、韓国訪問の際、ソウル市でハン・ドクス韓国首相と会談した。 


会談の冒頭、オユンエルデネ首相は、モンゴルで発生したゾドを乗り越えるための韓国政府からの20万米㌦の人道支援に感謝の意を表明した。また、2023年にモンゴルを訪問した韓国人観光客の数が、COVID-19以前と比べて60%以上増加し、14万人に達したと述べた。両国の観光分野協力の更なる活性化、国民交流の強化、観光分野における企業間の関係強化の多大な機会があると指摘した。


ハン・ドクス首相は、モンゴルを海外に宣伝するイベント「Go Mongolia」が韓国によりスタートし、今年3月28日にソウル市で成功裏に開催されたことを祝した。また、両国の経済協力と貿易流通の改善に焦点を当て、経済連携協定締結の加速、鉱物資源分野での協力促進の重要性を表明した。さらに、「蒙古斑」観光ルートの共同実施も提案した。


オユンエルデネ首相は、韓国からの高品質医薬品の輸入、モンゴルでの韓国医薬品生産基準の現地化、保健分野での協力強化に関心を示し、モンゴルから韓国に小麦と飼料を輸出する可能性を提示した。


オユンエルデネ首相は、 同日、韓国輸出入銀行(KEXIM)のホン・ユンソン副頭取とアン・ビョンホ総局長と会談した。会談の際、1992年以来実施されたプロジェクトと協力を評価し、更なる投資と融資のための条件改善、プロジェクト実施の加速、開発協力の文書と範囲の更新について話し合った。


また、双方は、モンゴル政府が提案した地方開発政策の枠で、ウランバートル市の再計画、例えば、トンネル、橋、道路の建設などインフラプロジェクト実施における協力が可能であると合意した。韓国輸出入銀行とモンゴル開発銀行(DBM)間の協力、経験共有、協力覚書締結などで共通認識に至った。