「Mining Week & Mine Pro 2025」が開催
鉱業
(ウランバートル市、2025年8月22日、国営モンツァメ通信社)9月11日~13日かけて、産業鉱物資源省、資源石油局、モンゴル鉱業全国協会は、「Mining Week & Mine Pro 2025」国際展示会・フォーラムを首都近郊ナライハ区のタイジ・ハイラハンで開催する。開催は4年連続となる。今年のテーマは「鉱業分野の新たなサイクル・投資と責任ある鉱業」である。
国際的に権威ある業界団体も参加を予定している。中でも「持続可能で責任ある鉱業(TSM)」基準を策定したカナダ鉱業協会や、投資・輸出拡大の分野でモンゴル鉱業全国協会と協力関係にある中国鉱業協会などが名を連ねる。
産業鉱物資源省によると、会期中は開発政策、責任ある鉱業、投資環境、国際的動向、地質調査や探査、新エネルギー、石油分野の課題、先端技術など幅広いテーマで議論が行われる予定である。参加者は、産業化に不可欠なサプライチェーンの安定確保や工業化の推進に向けた政策について意見を交わす。
「Mine Pro 2025」展示会には、サプライヤー企業や大型鉱業プロジェクト、国際投資家、金融機関、コンサルティング企業、技術サービス企業などが出展する。業界関係者が情報交換を行い、ビジネス連携を模索する機会となる。
また、今回の催しの注目イベントの一つが鉱業分野の就職フェアである。各企業が公開求人を紹介し、キャリア相談や面接を行う他、最終日には若者向けに最新技術や職業情報を提供する「Future Engineers」プログラムを開催する。さらに鉱山労働者による祭典も予定されている。