5月の産業部門の生産者物価指数、前年同月比0.9%上昇

経済
b.undrakh@montsame.gov.mn
2023-06-18 12:52:03

613日、国家統計委員会(NSO)が5月の産業部門の生産者物価指数は前年同月比で0.9%上昇したと発表した。産業部門の生産者物価指数は211.1単位に達し、前月比4.4%の下落が見られたものの、前年同期比0.9%の増加となった。

 先月のエネルギー価格は安定していたが、2022年の第4四半期以降、企業向けの価格料金が変更され、消費量に応じて1428%上昇している。生産者物価指数全体の内訳では、鉱業が77.9%、製造業が14.6%、電気・蒸気・換気が6.7%を占めている。うち、鉱業分野のメーカーが製造・販売する製品の価格は前月比で5.4%下落し、前年同月比では1.5%下落となった。

 一方、食料品の価格は前月比1%上昇し、前年同期比23.8%上昇となった。アルコール飲料、非アルコール飲料、タバコの生産者物価指数は5月も横這いだったが、前年同時期と比べ僅かに上昇したと報告された。生産者の営業コストに影響を与える他の要因として、電気・ガス・蒸気・空調の生産者価格は前月比で3.3%上昇し、前年同期比14.1%上昇した。

 エネルギー大臣によると、インフラの基盤である電力の無料化までは56年かかる見込みであると報告。先月のエネルギー価格は安定していたが、2022年の第4四半期以降、企業向け価格料金が変更され、消費量に応じて1428%上昇したと発表した。