石炭精鉱プラント2024年に稼働予定
経済
6月16日、ダシゼヴェグ・アマルバヤスガラン内閣官房長官一同がドルノゴビ県アルタンシレー郡におけるインド政府の譲許的融資のもと実施中の製油所建設プロジェクトの進捗状況を視察した。
モンゴル政府の2020~2024年行動計画には、国内資源による製油所を建設する目標が掲げられている。年間150万㌧の石油処理能力を持つ同製油所の非技術的施設の建設工事(EPC-1)は開始されている。技術的施設(EPC-2)と製油所付属火力発電所(EPC-3)の建設工事の契約は2022年に締結された。同製油所向け石油パイプラインの建設は、中国国有企業ノリンコ公社により2022年末から着工開始していると言う。
アマルバヤスガラン内閣官房長官は、建設工事において関税の影響による在庫不足や免税処置等による損失、労働者の労働ビザ問題などが直面していたが、政府はこれら課題の解決と工事作業の継続に向けた措置を講じると共に、県庁行政と共に注力している強調した。
製油所の完成により、モンゴルは燃料輸入の依存状況から脱却し、国内の石油化学産業が発展し、対外貿易赤字を減少させる効果が期待される。