ラバブ・ファティマ氏:内陸開発途上国小会議前のモンゴルのイニシアチブに感謝

経済
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2023-06-26 11:41:51

6月26日、「世界輸出促進フォーラム2023」がシャングリ・ラ・ホテルで開幕した。29日まで続く同フォーラムの開会式にバトムンフ・バトツェツェグ外務大臣が挨拶した。

バトツェツェグ外務大臣は挨拶と共に、モンゴルの経済、貿易、インフラ現状の他にウィーン行動計画の実施に関する政策や活動を紹介した。また、ウランバートル市に本部を置く内陸開発途上国国際研究センター(LDDC)の活動拡大及び強化に向け、積極的に協力することを加盟国、開発パートナーやその他の参加者に呼び掛けた。

続いて、ラバブ・ファティマ国連事務次長兼国連後発開発途上国・内陸開発途上国・小島嶼上級代表(OHRLLS)が発表を行った。発表で「内陸国の取り組みは世界中に広がり、我々はこのようにアジアを対象とする会議に参加し、ウィーン行動計画の実施と内陸国、特に発展途上国が直面する問題や課題について議論している。来年、第3回内陸開発途上国小会議が初めてアフリカで開催される。ルワンダのキガリで開催される10年に一度の内陸開発途上国の大臣会合は、民間部門の声を政府や国連レベルに届けることを目的としている。この目的達成には同フォーラム開催が良い影響を与えると期待している」と述べ、内陸開発途上国小会議に先立ち、モンゴル大統領の後援の下、ウランバートルで「世界輸出促進フォーラム2023」を主催するモンゴルの活動と取り組みに謝意を表した。