モンゴルへの燃料供給量を6~7月に増やすことでロスネフチ社と合意
経済
6月21日、ロシアを公式訪問したゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長は、ロシア・ロスネフチ社のイーゴリ・セチンCEO(最高経営責任者)と会談した。
会談で、両国間の包括的なエネルギー協力について議論し、石油製品の信頼性と継続的供給の確保、価格引き下げの可能性、ウランバートルのエネルギー生産施設のアップグレードなどが含まれた。さらに、将来のリスクや不可抗力による供給中断の場合に取るべき措置についても議論し合意した。具体的には、本年6月に、モンゴル鉄道の負荷に伴う石油供給の遅れについて、再供給の可能性について議論し、両国は今後数ヶ月以内に石油供給の遅れを埋め合わせることで合意した。
ロスネフチ社は、8月に行われるアンガルスク製油所における30日間の計画的メンテナンス修理に伴い、モンゴルへの燃料供給量を削減すると通知していた。同会談では、そのメンテナンス修理の前の6月と7月にモンゴルへの燃料供給量を増やすことで合意した。
ロスネフチ社は、2005年以来、一貫してモンゴル市場に計1370万㌧の石油製品を供給してきた。