政府とリオ・ティント社、ゴビ砂漠で灌漑と再生可能エネルギー事業の実施へ
政治
7月10日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は「Welcome to Mongolia」をスローガンに開催された「モンゴル経済フォーラム-2023」に参加したリオ・ティント・グループのドミニク・バートン取締役会長を迎えた。
会談の冒頭、オユンエルデネ首相は、リオ・ティント・グループの経営陣が「モンゴル経済フォーラム-2023」に発表するのは参加者にとって高い意義を持つと感謝の意を表した。
ドミニク・バートン・リオ・ティント・グループ取締役会会長は、モンゴル政府が実施している「ビジョン2050」長期戦略は、私たちが目指すものを明確に示したロードマップであり、私たちは積極的で責任ある企業として貢献しなければならないと指摘し、鉱業だけでなくモンゴルの持続可能な経済発展に向け多角的に協力したいと述べた。さらに「2028年までに、オユトルゴイ鉱山では年間50万㌧の銅を生産する計画であり、これは年間600万台の電気自動車を生産するのに十分な銅の量である。2030年までにオユトルゴイは世界第4位の銅鉱山になる見込みである」と述べ、長期的な協力の意向を示した。
両者は、ゴビ地域における再生可能エネルギーと灌漑プロジェクトを共同で実施することで合意した。