Ulaanbaatar
来年のインフレ率を7％に抑制へ
政治
(ウランバートル市、2025年5月28日、国営モンツァメ通信社）国会の予算常任委員会は本日、2026年の国家統一予算枠に関する通知書、2027から2028年にかけての予算見通しに関する法案、並びにそれに関連して提出された決議案について、最終審議を行った。
法律の規定により、国会大会議は戦略文書および中期予算枠に関する通知案を毎年6月1日までに審議・承認することになっている。今回提出された法案には、経済成長率を2026年に6％、2027年および2028年にはそれぞれ6.5％と見込む内容が盛り込まれている。また、インフレ率については、2026年に7％、2027年に6.4％、2028年には6％とする見通しが示されている。
インフレ抑制の一環として、農業分野における包括的な改革を進め、食料供給の安定的な増加を図るほか、外貨準備の拡充や予算支出の拡大を抑制する措置などが講じられる見通しである。
