サマンサ・モスティン・オーストラリア連邦総督が到着
政治
(ウランバートル市、2025年9月5日、国営モンツァメ通信社)9月4日から9日まで、オフナー・フレルスフ大統領の招請により、サマンサ・モスティン・オーストラリア連邦総督が国賓としてモンゴルに9月4日到着した。
サマンサ・モスティン・オーストラリア連邦総督およびシメオン・ベケット夫君が、チンギスハーン国際空港にて、バトムンフ・バトツェツェグ外相、レオ・ゼン在モンゴル・オーストラリア連邦国特命全権大使が出迎えられた。
オーストラリア連邦総督による訪問は31年ぶりである。今回の訪問はモンゴルにとって、インド・太平洋地域における重要なパートナーであり、第三の隣国であるオーストラリアとの関係と協力を拡大・強化する上で、非常に重要な意義を持つ。
訪問の一環として、オフナー・フレルスフ大統領と公式会談を行い、関係をより深化させ「包括的パートナーシップ」への合意を確認する。この枠組みのもと、政治、貿易、投資、教育、農業などのあらゆる分野で協力の拡大、国民間の絆の強化、国際および地域舞台での連携強化に関する意見交換を行う。
モスティン総督はモンゴルで実施されているオーストラリアのプロジェクトやプログラムを視察し、起業家の代表者との会談も予定している。
モンゴルとオーストラリア連邦は1972年9月15日に外交関係を樹立している。現在、オーストラリアには2万2千人以上のモンゴル人が居住している。