ドイツ・中央アジア議員連盟副会長と会談
政治
(ウランバートル市、2025年10月29日、国営モンツァメ通信社)10月27日、N.アルタンシャガイ・モンゴル・ドイツ議員連盟会長、同連盟メンバーのS.エルデネバト議員とO.サランチョローン議員は、ドイツ連邦議会(ブンデスターク)のトビアス・ヴィンクラー・ドイツ・中央アジア議員連盟副会長と会談した。
会談の冒頭、N.アルタンシャガイ会長は、モンゴルの民主主義、人権、議会制強化にドイツ連邦共和国が多大な支援を行ってきたことを高く評価した。また、欧州におけるモンゴルの初の「第三の隣国」とも言えるドイツの議会とモンゴル国会との協力関係が活発に発展してきたと述べた。更に、ブンデスタークの請願委員会が1940年代から積極的に取り組んでいる、同議会の最重要な常任委員会の一つであることに言及した。その上で、モンゴル国会請願常任委員会の委員長および委員らが約1ヶ月前に同委員会を訪問したことを報じた。
トビアス・ヴィンクラー副会長は、ドイツ・中央アジア議員連盟を簡単に紹介し、同連盟が所掌する地域に計6ヵ国が含まれていると述べ、モンゴルがその中でも特別な位置を占めることを強調した。同氏は、モンゴル国会における最近の改革と変化に関心を示し、議員数が126名に拡大されたことにより、社会および国民各層の幅広い代表が確保され、若手議員も多数選出されたことを高く評価した。また、ブンデスタークの選挙制度に関する経験や同国の法制度を説明した。
アルタンシャガイ会長は、クリスティアン・ゲルケ・ドイツ・中央アジア議員連盟会長に対し、都合の良い時期にモンゴルを公式訪問するよう改めて招請した。また、二国の協力関係が今後あらゆる分野で一層拡大・発展すると確信感を示した。
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