Ulaanbaatar
カナダ政府の事業拡大を重視
政治
（ウランバートル市、2025年11月11日、国営モンツァメ通信社）バトムンフ・バトツェツェグ外相は、11月4日、スティーブン・ダウスト在モンゴル・カナダ特命全権大使と会談を行った。
バトツェツェグ外相は、モンゴルが北米における「第三の隣国」であり、主要投資国の一つ、また親密なパートナーであるカナダとの協力関係を重視していることを強調した。更に、今後、両国の「包括的パートナーシップ」を強化し、貿易・経済・教育・人道などの互恵分野で協力を拡大する他、両国の地方（県・州）間の連携と協力の重要性を指摘した。
スティーブン・ダウスト大使は、アニータ・アナンド・カナダ外相の挨拶を伝えるとともに、民主主義の価値観を共有するモンゴルとカナダのパートナーシップを各面で拡大・発展させるため、積極的かつ主体的に取り組む旨を述べた。特に、鉱業分野に加えて農業、電力、輸送などにおける協力を一層強化し、また、カナダ政府がモンゴルで実施中の各種事業の拡大を重視しているとした。
バトツェツェグ外相は、ダウスト大使の任務の成功を祈願するとともに、モンゴル外務省として各面で支持・協力する意向を表明した。
