在日モンゴル人若者ら、モンゴル産婦人科病院に器具寄付

社会
dashtseren@montsame.gov.mn
2019-05-17 10:03:58

在日モンゴル人若者の「あたたかい心in Japan」NGOの代表らが5月15日、ウルゴー・フレー・アマガラン産婦人科病院、母子センター、バガノールとナライハ区総合病院の産婦人科に計500万トゥグルグの必需器具を寄付した。若者らは保健機関に医療器具寄付を目的とする「ミゲン3(みんなで元気)」キャンペーンで、このボランティア活動を実施した。2012年に設立された同NGOの会員数は200人ぐらいで、学生が9割を占める。彼らは就労と勉学の傍ら、料理を作って販売し、その収入を本ボランティア活動の財源にする。




「あたたかい心in Japan」NGOの在モンゴル会員のM.バヤルジャルガルさんは「わがNGOは毎年ボランティア活動を実施している。「暖かく冬を過ごそう」というキャンペーンでゾド(雪害と冷害)に被害を受けた地方の遊牧民や都市整備の清掃員に衣類を寄付、新学期時に遠隔地の学校及び孤児院の子どもたちに文房具などを寄付している。また、日本在住の若者らは毎年開催の「ハワリンバヤル」モンゴル春祭りの時、ホーショールを作って売りモンゴルの保健分野に必要な器具を購入し提供している。今年のキャンペーンでは、ウランバートル市の産婦人科病院に搾乳機を65個、非接触体温計を35個寄付した」と話した。さらに彼女は在日モンゴル人若者らがモンゴルの将来を担う子どもが健やかに育ち、自分の手で素晴らしい人生を作ってほしいと願い、ボランティア活動を引き続けると述べた。このキャンペーンは今年3年目であり、これまでに1100万トゥグルグの側方照射型LEDトランスイルミネーターと注射針処理容器などを9区21県の総合病院と42専門病院に寄付している。