5県で下水処理場を新設
社会
ドルノド、ゴビスムベル、ザブハン、オブス、バヤンウルギーの5県でポーランド政府の有償資金協力により下水処理場が建設される。貸付金額は550億トゥグルグ、年利は0.15%。
建設都市開発省は、下水処理場の設計と建設に関わる業者らと建設開発センターで会合した。会議で、G.ツォグトサイハン建設都市開発省公共事業・インフラ政策部長は「インフラ開発は国の発展に欠かさない。新しい処理場は環境に優しく設計されており、大気汚染の削減と住宅開発の基盤となる。また、地方分散を促進し、県内の雇用率の増加にも寄与する。社会インフラの老朽化問題にも対応する事業である。例えば、現在オブス県の下水処理場は機能停止し、川に排水されている。ドルノド県の下水処理場も停止している。なお、新設される5県の下水処理場は国際基準に満たしたものとなる」と述べた。
S.マグナイスレン建設都市開発省長官は「新下水処理場は2024年に稼働開始する予定。可能な限り費用を抑え、効率的に建設することを計画している。本事業を終了後にさらに、改修する5つの処理場もある。段階的に社会インフラの老朽化問題に取り組んでいく」と強調した。
ウランバート市内の中央処理場の改修事業の4割以上が終わっており、2024年に稼働開始の予定。