相互学習フォーラムが開幕

社会
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2025-05-27 12:07:34

(ウランバートル市、2025年5月27日、国営モンツァメ通信社)モンゴル国家公務員評議会の設立30周年を記念し、「改革で先導する部門評議会」キャンペーンが展開されている。

その一環として、地方自治体や21県の行政機関による優良事例を明らかにし、広く共有することを目的に、「生産性とイノベーション–UB2025」相互学習フォーラムが開催されている。同フォーラムは、公務の効果的な実施を促進し、中央および地方の行政機関に導入された創造的な手法を共有・学習し、広く紹介することを目的としている。

T.バトザヤ首都知事室人材開発センターのマネージャーは「相互学習の手法を活用し、優れた事例を選定するこのキャンペーンは2段階で実施される。第1段階で、首都および21県から地方行政機関で導入された先進的な取り組みが提出された。第2段階となるフォーラムは5月26日~30日までウランバートル市で開催され、全国から選ばれた9区・16県の計25件の優良事例が紹介される。この方法論を活用することで、首都および地方の行政機関は、住民に提供する公共サービスの質とアクセスを高めるとともに、自らの内部業務の改善にもつなげることができる」と述べた。

フォーラムで、参加する公務員に対し、ウランバートル市の特色や行政機関の構造・運営に関する紹介と現地視察が行われるほか、2040年までの都市総合開発計画、「20分都市」構想や都市発展指数、同市で推進中のメガプロジェクトの基本方針と進捗状況などについて情報提供がなされる。

さらに、「相互学習の手法」「国家公務員倫理法」「デジタル環境を活用した業務生産性向上」「モンゴル国長期発展政策ビジョン2050」「開発政策・計画文書の策定方法論」など、業務に必要なスキル向上を目的とした研修も実施される。