ウェーサーカ祭

社会
montsushin@montsame.gov.mn
2025-06-11 14:22:22

(ウランバートル市、2025年6月11日、国営モンツァメ通信社)本日、ウェーサーカ祭である。


当日は、アジアの仏教国々によって2000年前から祝われてきた。1999年に、国連総会はウェーサーカ祭を国際記念日として祝うことを決定した。モンゴルは、2019年からウェーサーカ祭を公式の祝日として、国民の休日に制定した。ウェーサーカ祭は、仏様の誕生、成道(悟り)、そして入滅(死去)の三つの出来事が重なった日とされている。


当日、功徳を積み、良い行いをすることでその功徳がより増すとされているため、人々が心を清らかに保ち、功徳を積む。 


仏様は慈悲と愛を広め、現代の科学が存在しなかった時代に、宇宙や世界の真理を説き明かした。


ウェーサーカ祭に際し、ガンダン・テクチェンリン寺の管長であるD.ジャブザンドルジ大僧正が、『テクチェン・ソジン』経典について、僧侶や信者に説法を行った。


当日は「平和を分かち合おう」スローガンの下、団結、慈悲、心の成長、伝統・文化の尊重の日として祝われ、全国で法要や講座、文化イベントなどが開催される。


ウランバートル市の中央広場で、チンギス・ハーンの威厳ある姿に敬意を表し、エゼン・サン(主の供物)を捧げる儀式が行われるほか、「What happens today」青年向けの芸術・文化プログラム、祝賀パレード、瞑想が開催される。