アマルトゥブシン氏、世界オペラ歌手ランキング第1位に
カルチャー
(ウランバートル市、2025年6月13日、国営モンツァメ通信社)人民芸術家で文化大使のエンフバト・アマルトゥブシン氏が、世界最高のオペラ歌手を紹介するウェブサイト「Opera World」のランキングでトップに立った。
同氏は国際的なオペラファンや批評家から高く評価され、世界で最も権威ある劇場の舞台でその才能を発揮し、“トップ・オブ・トップ”であることを改めて証明した。
アマルトゥブシン氏は、今年開催される「アレーナ・ディ・ヴェローナ」フェスティバルの第102回シーズンに出演し、オペラ『ナブッコ』で開幕を飾る予定である。同氏はこのフェスティバルで、『ナブッコ』に7回、『リゴレット』に2回、『アイーダ』に5回、そして『椿姫(ラ・トラヴィアータ)』に3回出演する予定である。
なお、アマルトゥブシン氏は2011年に「功労芸術家」の称号を授与され、11年後の2022年にオフナー・フレルスフ大統領の勅令により「人民芸術家」の称号を授与した。
2009年からクラシック音楽の道を歩み始めた同氏は、2011年の第14回チャイコフスキー国際コンクールで第2位および観客賞を受賞した。2012年にはプラシド・ドミンゴ氏が主催する「オペラリア」国際声楽コンクールで優勝した。2013年にはフランシスコ・ヴィニャス国際声楽コンクールで第2位に加え、ロシア作曲家作品の最優秀歌唱賞を受賞した。
その後も快進撃は続き、2015年に「BBCカーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールド」で観客賞を、2016年には「ソウル国際音楽コンクール」で第3位を獲得した。