Ulaanbaatar
住宅販売の2％税に関する作業部会設置
政治
(ウランバートル市、2025年10月6日、国営モンツァメ通信社）今月1日、国会予算常任委員会の会議で、『作業部会を設置することについて』の常任委員会決議案を審議した。
昨年の全国統計によると、合計4万1149件の不動産取引のうち、3万2933件が住宅の販売であった。また、総額5兆7000億トゥグルグにのぼる不動産売買のうち、4兆6000億トゥグルグが住宅販売によるものである。これに関連して、1154億トゥグルグの税金が納付されたが、そのうち93.7％は住宅に関連する税収であると、作業部会は説明した。
審議中の問題に関連して、Kh.ボルガントヤ国会議員、まず不動産評価の基礎問題について議論する必要があると述べ、財務省に対して関連法案を策定し、国会で迅速に審議するよう強調した。また、財産鑑定法の施行を確保し、不動産評価に関連する法的環境の改善が望ましいとの意見を示した。G.テムーレ国会ン議員は、作業部会に対し、関連する法律・規則や税制上の条件・理由を含め、本件に関連する政府機関および民間関係者との幅広い意見交換を行い、問題を詳細に調査・検討するよう特に強調して要望した。
このたび、公共の利益に関わる特定の問題に関して市民から提出された陳情を受け、不動産の売買・譲渡収入に課される税金の法令遵守状況を監督・検証し、意見・結論をまとめる任務を担う作業部会を設置する常任委員会決議案について、会議に出席した議員の78.9％が賛成した。
