Ulaanbaatar
春季通常国会閉幕、200件の法改正案審議と65の国会令発行
政治
7月7日、2023年の春季通常国会が約200件の法改正案を審議し、65の国会令を発行した後、82日間にわたる審議が閉幕を迎えた。
ゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長は閉会の挨拶に先立ち、ウランバートル市の6地区において洪水災害に伴い、7月8日まで高度警戒レベルに引き上げ、ウランバートル市、災害対策本部をはじめ、全力で取り組んでいると述べ、更なる支援と協力の必要性を強調し、「この洪水災害は人災であり、まさに腐敗・汚職の結果であると言える。だからこそ、今回の春季通常国会を腐敗・汚職対策を徹底する国会にするとした」と指摘した。
同国会の主な成果：
憲法改正草案により国会は、一院制126議席、うち78議員は過半数代表制、残り48議員は比例代表制で選出へと改正
公務員の利益相反防止等に関する法律の一部改正
大統領発案の政党法改正案が審議され、承認。同法律は1990年に初めて承認、2005年改正以降の改正となる。
社会保険関連法案の改正、年金受給額等の増加は次年度予算案に反映
教育法改正案、高等教育機関を大学とカレッジに、研究中心と教育中心に分類、特に、音楽院と高等専門学校について具体的に記載、等
