第113回国際労働会議に出席
政治
(ウランバートル市、2025年6月18日、国営モンツァメ通信社)6月2日~13日にかけて、スイス・ジュネーブ市で開催された第113回国際労働会議(ILC)に、モンゴル常駐代表のD.ゲレルマー大使が率いる代表団が出席した。
6月5日の本会議で、ゲレルマー大使が演説を行い、モンゴル政府が推進するディーセント・ワークの促進、法制度の刷新、労働安全衛生の改善に向けた政策と取り組みについて紹介した。
同氏は、モンゴル政府がILOと協力して、労働に関する法律および法的環境の包括的評価を実施し、労働監督体制の強化、労働安全衛生に関する法規制の改正、強制労働のあらゆる形態の根絶に取り組んでいることを紹介した。
また、環境の持続可能性とディーセント・ワークを両立させることで、グリーン経済への移行を支持し、再生可能エネルギー分野への投資を促進し、グリーン・スキル育成プログラムを実施していることも報告された。
更に、社会保障の対象拡大や給付の電子化、年金制度の改革、社会保険制度のより包括的かつ迅速な運営を目指す改革措置をモンゴル政府が実施していることを報告し、社会の三者間協議が労働政策の基盤であることを強調したと外務省が報じた。