企業向け電子プラットフォーム「E-Business」を開発
経済
(ウランバートル市、2025年9月16日、国営モンツァメ通信社)デジタル開発・イノベーション・通信省は、企業向け行政サービスを一元化する新たな電子プラットフォーム「E-Business.mn」の開発に着手した。複数の国家データベースを統合し、貿易における「ワンストップ」体制を実現することが狙いである。事業はエンフバヤル・バトシュガル・デジタル開発・イノベーション・通信大臣が担当し、作業部会を率いる。
同取り組みは、ニャムオソル・オチラル・モンゴル国第一副首相兼経済開発大臣が主導する「輸出拡大・貿易促進」プロジェクトの一環でもある。政府はビジネス環境改善を掲げ、行政手続きの電子化を加速している。
過去、不要となった59の規則を廃止し、許認可ポータル「license.mn」に登録された371件のうち321件をオンラインで取得可能にした。更に、税関手続きの見直しにより、従来24機関から70件以上の紙ベースの許可が必要だった輸入関連の手続きも電子化された。