アジア証券協会フォーラムが開催
経済
(ウランバートル市、2025年9月16日、国営モンツァメ通信社)9月11日、ウランバートル市でアジア証券フォーラム(ASF)第30回年次総会が開かれた。
20か国以上から100名を超える市場専門家が参加し、証券市場の発展動向や今後の協力体制、持続可能な金融、デジタル移行、地域統合、投資家保護などについて議論した。
開会式でモンゴル金融規制委員会のT.ツェレンバドラル副委員長は、「本フォーラムは、地域の規制当局や取引所、業界団体の協力関係を強化する重要な場である」と強調した。更に、経済協力開発機構(OECD)の「アジア証券市場レポート」に基づき、過去20年間でアジアの上場企業数は2倍、時価総額は4倍に増加し、現在は世界の上場企業数の55%、時価総額の27%を占めていることを紹介した。「この成果は、参加者一人ひとりの努力によるものだ」と述べた。
今回のフォーラムは、アジア太平洋地域の証券業界団体・自主規制機関が主催し、加盟する2万4000人以上の投資家を代表して行われるもので、モンゴルでの開催は初めてとなる。