交通違反報告アプリ『102』通報者に最大20%の奨励金支給
社会
(ウランバートル市、2025年10月17日、国営モンツァメ通信社)市民議会のA.バヤル議長が率いる「交通渋滞緩和対策作業団」の定例会議が開催された。
会議で、「102」アプリを通じて交通違反などの情報を提供した市民への報奨制度、ハイラースト交差点の再設計計画、さらに市内全域での道路標識・標示の整備や交通事故を減らすための技術的改善策に関するコンサルティング業務などが話し合われた。
「犯罪予防法」第34条で、犯罪や違反の防止活動に積極的に参加した市民や法人に対し、最大20%の報奨を与えることができると定められている。これを受け、市民議会は決議第24/34号を採択し、違反報告を行った市民への報奨支給制度の実施と「102」アプリの使いやすさ向上を関係機関に指示した。
報奨制度は11月1日から施行される予定で、違反報告が確認された市民には10〜20%の報奨金が支給される。支給は四半期ごとにまとめ、翌月20日までに行われる見通しである。