Ulaanbaatar
L.エンフナサン委員長、ADBモンゴル駐在代表と会談
政治
（ウランバートル市、2025年4月25日、国営モンツァメ通信社）4月24日、国会社会政策常任委員会のL.エンフナサン委員長は、アジア開発銀行（ADB）モンゴル駐在代表のシャノン・カウリング氏と会談を行い、保健、社会、教育分野におけるADBのこれまでの取り組みや、今後の方針について意見を交わした。
会談の中でエンフナサン委員長は、ADBがモンゴルにおいて進めてきた地域開発支援や、新型コロナウイルス感染症のパンデミック時の支援に対して感謝の意を表明。更に、社会政策常任委員会の活動として、「家族法」及び「家族支援法」の整備、社会福祉・社会保障・年金制度の改革、障がい者支援のための法制度強化に向けた取り組みを進めていることを説明した。
これに対し、カウリング駐在代表は、ADBがこれまでモンゴルにおいて、特に社会保障および教育分野に重点を置いて取り組んできたことを強調。今後は、貧困の削減、脆弱層の自立支援、高齢者福祉、障がい者の雇用促進などに一層力を入れていく方針を示した。また、教育・医療分野における政策および計画の改善支援、公衆衛生に関する法的・制度的枠組みの整備とその実施支援にも注力していくと述べた。
