「モンゴルラクダの日」イベントを開催
社会
(ウランバートル市、2025年6月16日、国営モンツァメ通信社)6月3日、「シルクロードのラクダ」非政府組織は食糧・農牧業・軽工業省、中小企業庁、在英国モンゴル国大使館の支援を受けて「モンゴルラクダの日」イベントを開催した。
開会式には、Ts.スフバータル元在英国モンゴル大使、モンゴル=英国商工会議所のジョン・グローガン会頭、英国首相の元モンゴル担当貿易特使ダニエル・カフチンスキ氏、ロンドン駐在モンゴル大使館のツェンデ・ゾリグトバト参事官らが出席し、両国の貿易・経済協力について紹介した。
会場で「ハンボグド」社「ゾソン」社「ソリッド・パートナーズ」社「ジョジョ・フェルト」社「ハンバヤスガラント」社の各社に加え、ウムヌゴビ県とヘンティー県の生産者が自社製品を展示した。「ハンボグド」社と「ゾソン」社はカシミヤやラクダ毛を使った最新ファッションを披露した。
ウムヌゴビ県立音楽・ドラマ劇場所属のE.トゥメンデムベル氏がモリンホールやホーミー、口琴を演奏した。特別講演として、米国の研究者クリスティナ・アダムス氏が「ラクダミルクの驚異」と題し、健康効果を紹介した。
更に、B.ツェンドアユシ「ソリッド・パートナーズ」社長がラクダミルク粉・発酵飲料(ホールモグ)の生産計画を説明した他、ヘンティー県副知事B.ウヌルツォルモン氏が県の現況を、ウムヌゴビ県文化芸術・観光局長N.ムングントール氏が「ラクダ飼育の伝統と習慣」を語った。