フレルスフ大統領、首相解任決議に拒否権を発動
政治
(ウランバートル市、2025年10月20日、国営モンツァメ通信社)本日、国家庁舎で行われた記者会見で、大統領府長官のA.ウイルストゥグルドゥル氏は、オフナー・フレルスフ大統領がモンゴル国国家大会議(国会)の決議第95号に対して全面的に拒否権を行使したと発表した。
10月17日、同決議案国会本会議で審議され、採決の結果、71人の議員が『ザンダンシャタル首相を解任するのが妥当である』と判断した。
大統領は拒否の理由として「国会本会議で同問題を審議する際、採決時に誤った投票方式が適用されたほか、出席者の確認も適切に行われていなかった。具体的には、会議の出席状況について16日(木曜日)の出席記録がそのまま使用されていた。しかし、本来であれば、17日(金曜日)の本会議を開く際には、あらためて出席状況を確認し直すべきであった」と指摘している。