Ulaanbaatar
首相、アジア投資フォーラムに出席
政治5日～8日にかけて、中華人民共和国香港特別行政区で第19回アジア投資フォーラムが開催され、モンゴルのCh.サイハンビレグ首相が出席した。フォーラムには2800以上の金融機関や投資家代表が出席し、サイハンビレグ首相は基本演説者として登壇した。フォーラムに当たり、首相はアジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群（ジン・リーチュン）総裁と会談した。会談で首相は、モンゴル構想の「草原の道」、中国の「シルクロード」構想、ロシアの「ユーロアジア経済圏」構想と関係し、「モンゴル・ロシア・中国経済回廊」に設置を巡り３カ国の首脳が会談し、昨年７月にロシアのウファで覚書に調印していると語り、３カ国の経済回路の設置において必要な財源をAIIBと協力し、解決する要望を示した。次いで、首相は香港貿易発展局マーガレット・フォン総裁と会談し、モンゴルと香港のビジネス経営者間の投資や交流促進について意見交換し、CNNの香港放送局のインタビューに応じ、モンゴルの経済やビジネス環境、投資などについて語った。フォーラムで、「エルデネス・モンゴル」社が「投資における戦略的改革」というテーマの会談を開催した。会談にはサイハンビレグ首相、Kh.ガンツォグト財務国務次官、N.ムンフバト開発銀行頭取、「エルデネス・モンゴル」社のビャンバサイハン社長およびカナダ年金基金投資委員会（CPPIB）投資担当のマーク・マチンス氏らが出席した。会談で首相はモンゴルの経済状況や鉱業、インフラ整備で実施している政策について語り、外国の投資家に対し、望ましいビジネス環境を整えるため努力していると述べた。一方、「エルデネス・モンゴル」社のビャンバサイハン社長は会社の戦略的改革や投資おけるマネジメントなどについて報告し、アジア開発銀行と協力し、「エルデネス・モンゴル」社の各子会社の運営や投資マネジメントの改善に取り組んでいると伝えた。
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