「スプートニクⅤ」ワクチン、4月から納入、オンライン会議で伝達

政治
gombosuren0625@gmail.com
2021-04-01 09:57:00

 内閣府は3月26日、サインボヤン・アマルサイハン副首相とセルゲイ・ツィブ・ ロシア連邦産業貿易副大臣によるオンライン会議が開かれ、ロシア側は、新型コロナウイルスのロシア製ワクチン「スプ―トニクⅤ」 の100万回分を提供する余地が出来たことを伝えたと発表した。

 内閣府が発表したところによると、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相はミハイル・ミシュスティン露首相へ、アマルサイハン副首相はロシア直接投資基金(RDIF)のキリル・ド ミトリエフ総裁宛てにスプ―トニクⅤワクチン調達に関する公文書を送り、ワクチン供給を要請していたという。

 会議では、ツィブ産業貿易副大臣は「ロシアはワクチン100万回分を供給する上、人道支援で30万回分を提供する」との意向を伝えるとともに、納期について「4月上旬と中旬」を言明した。一方、アマルサイハン副首相は、ロシア政府の対応について「集団免疫に向けたワクチン接種の拡大へ大きく貢献している」と謝意を表明するとともに、「隣国間の友好関係・協力に基づいて共に困難を乗り越えよう」と語 った。また、今後も引き続きロシアからワクチンを購 買する考えを示唆し、両国外交関係樹立100周年の一 環で、社会と経済の活気を取り戻すためのより建設的な記念行事を実施していきたいとの考えを伝えた。