モンゴルとドイツの間、道路輸送条件が成立

政治
l.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-04-19 10:41:54

(ウランバートル市、2024年4月19日、国営モンツァメ通信社)定例閣議で、「道路による国際旅客及び貨物輸送に関する協定」がモンゴルとドイツの政府間で承認された。

同協定には、今年2月にフランク・ヴァルター・シュタインマイヤードイツ連邦共和国大統領はモンゴルを訪問した際、ビャンバツォグト道路運輸開発大臣、ヘルムート・クリティ駐モンゴルドイツ特命全権大使等が署名した。

同協定は、欧州諸国及びその他の国と締結された協定と比較して、データ保護、国連への協定の登録、欧州連合及び国際レベルで適用される法的文書を包含することで特色利点が成立された。

協定が締結されることにより:

  • モンゴルの運送業者は、欧州諸国に輸送する、欧州市場で競争する、トランジット貨物の新たなルートを開拓するための法的規制が確立される。

  • TIR条約に基づいて、両国間の貨物輸送を組織する機会が成立する。

  • 両国間貿易が拡大される。

  • 更に、アジアとヨーロッパを含む貿易、輸送、関税、税金、保険の問題が緩和される。

同協定では、新規購入した車両の初の空車旅行は許可要件から免除されると規定されている。これにより、欧州諸国から車両購入時、輸送コスト、国境通過や税関の困難と遅れが軽減され、時間と経済の面で非常に有意義がある。

ちなみに、今年はモンゴルとドイツ連邦共和国の外交関係樹立50周年に当たる。

現在、モンゴルとドイツの関係と協力は順調に発展し、戦略的パートナーシップ関係のレベルに達した。この成果を強化し、今後とも双方は関係と協力を更に深め、拡大する。

2023年に、両国の貿易額は2億2600万米㌦に達した。

ドイツからモンゴルにおける輸入品の大部分を占めるのは、食料品(19.3%)、化学薬品及び製品(17.0%)、機械及び設備(13.6%)、自動車及びその部品(12.3%)である。

モンゴルからドイツへの輸出品の殆どは家畜由来原料(52.1%)、衣料品と縫製品(39.0%)である。