バガハンガイ・フシギーンフンディ鉄道建設が開始
政治
(ウランバートル市、2025年4月26日、国営モンツァメ通信社)4月25日、バガハンガイ・フシギーンフンディー方面の102.5㌔にわたる鉄道建設が開始された。
ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は、国の経済、国民、企業に大きな貢献をする重要なプロジェクトを実施している技術者に対し、成功を祈願した。首都ウランバートル市と新国際空港を基盤にしたフンヌ・シティの建設の始まりとなることが同プロジェクトの重要な意義である。
同プロジェクトにより、現代物流の5PL基準に適合した輸送サービスが導入され、ウランバートル市の貨物輸送の主要な結節点をボグド山の前方で迂回させる。
政府は2025年を「首都のインフラ開発促進の年」と宣言し、交通渋滞や大気汚染の解消、衛星都市の建設、エネルギー源の不足解消などの主要なプロジェクトを実施している。その一環として、同建設プロジェクトが進められている。
同鉄道は、総延長が102.5㌔、軌間が1520ミルであり、3つの駅、4つの分岐点、長さが2.5㌔の橋を備えており、モンゴル国内で建設される初の支線鉄道である。
鉄道は関係法令、国際基準に従って建設され、「モンゴル鉄道」社が運用を担当する。建設は10月に完了し、運用開始される。